「心を整える=エネルギー発揮×集中」

心を整える

突然ですが、みなさんは「エネルギー」が湧くときは、どんな時ですか?

私は、先月ちょっとだけエネルギーが落ちていたことがありました。
何だか気力が湧かない、動けない。モヤモヤとした気持ちに苛まれていたのです。
みなさんはそういう時は、どういう風にしていますか?

6月に入り、ブランディングTopという講座を受講し始めました。先日のブログにも書きましたが、自身のオリジナル講座を創りあげていく講座です。IBD協会理事のあおいさん、ビックマザーの朝子さん、そして発信の縁の下の力持ち祥子さんにアドバイスを頂いております。

1人では成しえないことを、他の方からのエネルギーを得ながら進めていくことのわくわく感

こんな尊い環境にいられることに感謝しながら、講座の構築にぐるんぐるん頭を悩ませております。土台は固まっているけれど、それをどう表現していこうかと。骨組みを検討していると、頭の中でとっちらかった言葉が躍り出します(笑)

そして、そんな折、過去に読んだ本にあった印象的なキーワードを思い出しました。それは、エネルゲイアという言葉です。

エネルゲイアとは?

これはアリストテレスの哲学の概念なのですが、『結果に至るまでの過程』を指します。

エネルゲイアとは、アリストテレスによって提唱された哲学用語。現実態と訳される事もある。

可能的なものが発展する以前の段階であるデュナミスが、可能性を実現させた段階をエネルゲイアとアリストテレスは呼んだ。

例えば種子を例とすれば、まだ成長していない種子はデュナミスであり、その種子が花となった段階はエネルゲイアということである。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

例えば、カレーが食べたい!と思って、カレーを作るのに、材料を用意して、野菜を刻んで、加熱して、スパイスを加えて…という完成までの工程。その段階の1つ1つを進めている状態(カレーが出来上がりつつある状態)をエネルゲイアに相当します。

一説によると、このエネルゲイアという言葉は、現在私たちが使っている『エネルギー』の語源になっているそうです。局所的集中。
土に蒔かれた種は、土から芽を出せるだろうか、そもそもこの土地に根を張れるだろうか、芽を出しても上手く生長できるだろうか、花ひらく前に台風が来るのではないか、花ひらく前に虫に食われるのではないか・・・・云々、心配することはありません。

ひたすら、大地から水分と養分を吸収し、おひさまの光を浴びて、懸命にまっすぐ芽を出して茎をのばし、葉を広げて個々のペースで花を咲かせるのですね。
その過程がまさに、『エネルゲイア』。まだ見えぬリスクに思いを馳せてマネジメントする賢さを持っている私たち人間は、ついつい先を見越して憂鬱になったり、モヤモヤしたり、心配事でモチベーションを落としてしまうこともあります。

でも、エネルギーの発揮のしどころは、まさに『今』『ここで』『集中すること』。

計画性をなくせ!とかいうのではなく、今ある目の前のもの、手にしているものに感謝しながら、1つ1つを集中して丁寧に取り組むことを、心掛けているうちに、勝手に心が整っていくのかな?と感じています。(先月行った、物置と化した書斎をとことん片づけたことがそうでした。)

そんなことを考えながら私も今月、『3日に一回は1記事書いてみよう』という目標を掲げています。

文章が上手く思い浮かばないかもしれない。書いても続かないかもしれない。来月は期末テストでまた書けなくなるかもしれない。などなど、挙げたらキリがない『ブログを更新しない理由』はとりあえず捨て去り、明日かけなくても、今日チャレンジしよう。と思えるようになりました。

アリストテレスさん、ありがとうございます。そして、ここまでお読みいただいた皆さまもありがとうございます。
心を整える=エネルギー発揮×集中

新方程式として取り入れてみてください♪

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