冷蔵庫を味方にする♡

環境を整える

冷蔵庫を効率よく使うことで、一石二鳥になります!

私たちが、普段何気なく使用している電気ガス、水道。
この中で、一番COを排出しているのは、電気で、およそ半分を占めます。では、何によって電気を消費しているかというと、下の図の通り、冷蔵庫、照明器具、テレビ、エアコンが挙げられます。

電気を節約することは、家計を助けるというメリットはもちろん、結果としてCOの排出量も抑えることにつながるため、地球環境への配慮にもなります。

冷蔵庫を賢く使うことでメリットがあることは分かったけれど、
それならどうしたらいいの?

今回は、ご自宅の冷蔵庫と上手に付き合う5つのポイントを、まとめました。

冷蔵庫の省エネポイント5選

1.冷蔵庫の置き場所にゆとりを持たせる

みなさんのおうちの冷蔵庫は、壁にぴったりとくっつけて置いてありませんか?

周囲にすき間がないと放熱するのに余計な電気が使われます。機種にもよりますが、一般的には冷蔵庫の左右それぞれに0.5㎝~2㎝、上部に10~30cm以上のすき間をあけて置くことで、省エネにつながります♪

2.ドアの開閉はすばやく・回数は減らす

冷蔵庫のドアを開け閉めする頻度が多ければ多いほど、そしてドアを開け放しにする時間が長ければ長いほど、それだけで冷気が逃げて冷蔵庫の中の温度が上がり、再び冷やすのに電気が使われます。

1日に冷蔵庫のドアを50回、冷凍庫を15回開閉した場合と、冷蔵庫を25回、冷凍庫を8回開閉した場合に比べて消費する電気量が増加することも明らかにされています。
出典:一般社団法人 省エネルギーセンターの実測値(省エネ性能カタログより)

また、冷気が逃げる原因として、『ドアパッキング』の経年劣化が挙げられます。冷蔵庫の部品で一番傷みやすいドアパッキングは、汚れによって傷み具合も変わるため、まめに拭くことをオススメします。冷気が逃げているかどうか見極めるには、紙をはさんで冷蔵庫の扉を閉めて観察してみましょう。もし、これで落ちてくるようならゆるんでいる証拠なので、販売店に取り換えてもらうと良いです。

冷蔵庫自体が、古い場合には、思い切って買い替えるという選択も良いかもしれません。

この10年で、省エネの性能が格段にあがっており、2008年製造の冷蔵庫と2018年製造の冷蔵庫を比較した際、年間消費電力量がおよそ半分に節約できることが分かっています。

参照:一般社団法人 日本電気工業会

3.熱気や湿気を避ける

直射日光のあたる場所や、ガスコンロの近くに置かないようにします。周辺の温度が上がると電気をより消耗することになるため、配置の工夫をしましょう。
※私は昔、一人暮らしの時に冷蔵庫の上に電子レンジを置いていましたが、今考えると、放熱と熱気の観点から良くないことをしていたなと反省しました。

4.冷蔵庫には食品を詰め込みすぎず、冷凍庫には食品を詰める。

食品と食品の間を冷気が流れることで、冷蔵庫の中が冷える仕組みとなっています。ということは食品を詰め込み過ぎると、冷気を行き渡らせるための空間がなく、余計な電気を消費することにつながります。

また、冷蔵庫の冷気の吹き出し口がどこにあるか確認し、その前にものを詰めないようにします。そうすることで、冷気がさえぎられず、効率よく冷蔵庫の中が冷えるため省エネにつながります。

なお、食品を入れる割合は、冷蔵庫の容量のおよそ65%くらいまでが良いとされています。

これは、食品ロスの観点からも、『とりあえず冷蔵庫』と詰め込んで食材を無駄にすることを防げるため、冷蔵庫内の整理整頓をオススメします。

さらに、常温保存できるものまで冷蔵庫に入れていないか確認することも大切です。

一方、引き出し式の冷凍庫では、食品同士で冷やし合うため、スキマを開けず詰めてOKです。

5.冷蔵庫に入れるものは、きちんと冷ます

カレーを多めに作ったから、残りは冷蔵庫に保管したい。

ゴハンの残りを冷凍したい。

そういうときに、温かいままで冷蔵庫または冷凍庫に入れてしまうと、それだけで庫内の温度が上がってしまいます。粗熱をとってから、冷蔵庫に移すことも大切ですが、同じ温度のものでも、鍋のままではなく、タッパーなどの容器に移し替えて入れるだけでも容量が小さくなるため省エネにつながります。


いかがでしたか?

少しの知識と実践で、家計にも地球にも優しくなれるライフスタイルが実現します♡
ちなみに、冷蔵庫以外にも、エアコンやテレビなどの使い方と光熱費やCO排出の関係について興味がある方は、環境省の【うちエコ診断WEBサービス】もオススメです。

自宅の電気の使い方を入力して、どうしたら省エネと光熱費の節約が叶うかが分かりますよ♪

上記の内容は既に分かっています!実践しています!という方は、ご自身の意識の高さにニヤニヤしてみてください。環境を考えた行動が出来ていて、お財布にも優しくゆとりが持てて、そんなライフスタイルを送っている自分も、なかなか素敵だなぁと♪

また、もし今回の記事で何か発見があったり、出来ていないことがあったりした方は、少しだけアクションしてみてください♪そしてニヤニヤしてください♡
そんなニヤニヤは、ご自身の心を整える小さなきっかけになります。口角が上がるとストレスもスーッとなくなるため、心の省エネにもつながります♪

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