美容・健康・家計の味方☆ホームフリージングのコツ

環境を整える

突然ですが、安くて買った青菜が冷蔵庫の中でしなびてしまうなど、悲しい経験をしたことはありませんか?

この記事では、次の方にオススメです。

◎栄養素キープで冷凍保存することで美容や健康を叶えたい!
◎余計な買い足しを防ぐため食費を抑えたい!

そんな方にオススメな、ホームフリージングのコツをまとめました。

ホームフリージングとは?メリットは?

ホームフリージングとは、おうちの冷蔵庫を使って、食材を冷凍の状態で保存しようとするものです。


冷凍食品を購入するよりも、食材を購入しひと手間加えて冷凍保存する方がメリットがあります。

  • 冷凍食品を購入するよりも、ホームフリージングの方が食費節約になる。
  • 市販のものの多くは保存料などの添加物が含まれているため、美容や健康のためにも良い。
  • 仕事から帰ってきて解凍調理するだけなので、時短調理が叶う。
  • まとめ買いしたものを下ごしらえしてから冷凍してしまえば、食材を無駄にすることがなくなり、経済的
  • 食材によっては、冷凍した方が栄養価が高くなるものもある。

それでは、どうすれば出来るでしょう??

ちょこ
ちょこ

買ってきた食材を冷凍庫に
ポイっとするだけ!

簡単だニャ!!!

気持ちはわかりますが、断じてそんなことはありません!!

なぜかというと、食材の質を損なってしまう可能性や、解凍後に美味しく食べられない可能性があるからです。

そもそも、家庭用冷蔵庫の冷凍室内の温度は通常-18℃程度で、購入した冷凍食品を保存するためのものであり、食品を凍結するには、本来は不十分といわれています。
一人暮らしを始めたばかりの頃の私の失敗談なのですが、お肉を買ってきたパックのまま冷凍庫に入れて冷凍焼けを起こしていることがありました。

しかも丸ごと冷凍したがために、解凍まで時間がかかって面倒くさくなる…。

そして結局スーパーのお惣菜に頼ることにしたり(時間とお金の浪費)、凍らせたは良いものの、後日それが何なのか、得体のしれない物となり結局捨てることもありました。

これではいけないと思い、いろいろ調べてコツをつかんだら、家計も調理の手間も時間も楽になりました♪

ホームフリージングを上手にするコツ8選

  1. 新鮮な素材を、新鮮なうちに冷凍することで食材の栄養素を守る。
  2. すぐに使える状態まで下処理して冷凍することで解凍の手間を予め省く。
  3. 薄くしたり、小分けしたりして冷凍することで、1回分ずつ取り出しやすくする。
  4. 調理した食品は冷ましてから冷凍することで、省エネを心掛ける。
  5. ラップ・専用のフリーザーバックを用いて、密封することで酸化や乾燥を防ぎ美味しさキープ。
  6. 冷凍前、解凍後の衛生管理に気を付けることで、安全第一な食卓を作る。
  7. 食品名、日付を明記することで、摩訶不思議な凍結物を作らない。
  8. 保存期間は2~3か月を目安にする。冷凍庫に守り神は不要。

ホームフリージングの実践例(食材と下処理の仕方)

ちょこ
ちょこ

猫缶は、ラップに包んで
冷凍すれば良いのかニャ?

や、猫缶は既に保存に適した状態なので、どうかそのままでお願いします。

では、他の食材はどうすればいいか、ご参考までに、私がしているホームフリージングの実践例を書きます。

  • 小分けして密封
    →おもち、食パン、ごはん、おから、酒粕、しょうが、にんにく、カレー、ハンバーグ、餃子など。
  • 下味をつけて密封
    →ポリ袋に、牛・豚・鶏肉をカット+(塩こうじor醤油麹orにんにく醤油or生姜醤など)
     サランラップに、魚の切り身+(塩こうじ、味噌、酒粕、醤油麹など)
    ※翌日のお弁当などですぐに使う場合は、冷蔵庫のチルド室に一晩入れておくと旨味が倍増します。
  • 製氷皿を使って冷凍
    →ベジブロス(野菜くずを煮出して作る野菜だし)、レモンやゆずなどの果汁、自家製めんつゆ
  • 切り分けて冷凍
    →キノコ類(根本を落として、小房に分ける。椎茸は石突をとりスライスする) 
     しいたけや舞茸などは、冷凍することでビタミンDが倍増するのでオススメです。
     ブロッコリー、とうもろこしの粒、いんげんなど。(まさに市販の冷凍食品的なもの)
  • 固めに下茹でして冷凍
    →かぼちゃ、にんじん、じゃがいも、サトイモなど。
     ほうれん草も固めに茹でて水気を絞り、1食分ずつに切り分けます。

ちなみに、ホームフリージングでは、適さない食材ものあります。

  • 一度解凍した魚や肉・・・味が落ちて傷みやすいためNG
  • かたまり肉・・・冷凍・解凍に時間がかかり、解凍時に肉汁が解け出て旨味も損失するためNG
  • 牛乳・・・水分、脂肪、たんぱく質が分離してしまうためNG
  • ヨーグルト、プリン・・・水分と脂肪が分離するためNG
  • 豆腐・・・高野豆腐として食べるならOKですが、スポンジ状になるのが嫌なら△です
  • こんにゃく、梨、スイカ・・・水分が抜けてしまい、スポンジ状になるためNG
  • もやしやレタス、きゅうり・・・水分が抜け、筋っぽくなるのでNG
  • 生卵・・・卵白だけならOKですが、全卵はドロドロになるのでNG

美味しく解凍するには??

ちょこ
ちょこ

せっかくなら上手に

解凍したいニャ!

せっかく凍結させるのに工夫をしても、解凍の際に台無しになっては悲しいですよね。

私も解凍については詳しくなかったので、調べてみました。

以下、『食の冷凍・解凍 保存事典』を参照にしてまとめました。

1.生ものは自然解凍

①室温で解凍
ケーキや和菓子、サンドイッチなど解凍してそのまま食べるものは、室温でゆっくり解凍することで食感がぐしゃっとならずに済みます。
②冷蔵室で解凍
肉や魚は、ラップに包んだまま(ポリ袋のまま)、冷蔵庫内の最も温度の低いチルドルームに置いてゆっくり解凍します。冷蔵庫の種類によっては解凍ルームがあるので、そこに入れましょう。時間をかけて解凍すると組織がほとんど壊れず、ドリップの流出も最小限に抑えられます。
③流水で解凍
帰宅してすぐに夕食の支度をしたい、②のように時間をかけられない、という場合には、ボウルやタッパーなどに入れて流水をかけます。半解凍の状態で食品を取り出し、キッチンペーパーで包んで水分を吸わせながら完全に解凍するまでおきます。

2.調理済み食品は急速解凍

①電子レンジで加熱
ゴハンやスープ、おかずなど、調理してあるものは、電子レンジで加熱して解凍、温めまでやってしまいましょう。
周囲は熱くなっているのに中心部はまだ冷たいということがあるので、途中で上下を入れ替えたり、かき混ぜたりします。
②直接蒸す、焼く、揚げる、ゆでるなど
電子レンジ、オーブン、フライパンなどで直接加熱sい、解凍と温めを同時にやってしまいます。
③ゆでてから調理する
野菜はかために茹でてから冷凍しますが、解凍する場合はもう一度、残りの2~3割程度をゆでます。
煮たり炒めたりする場合は、凍ったまま使います。

『食の冷凍・解凍 保存事典』(料理研究家・栄養士 堀江ひろ子著/ブックマン社)P16~17より

細胞組織から栄養や旨味などが流出してしまうということから、生ものか調理済みかによって解凍するスピードを変えるのがコツのようですね♪

※ちなみに私は、電子レンジ反対派ではないものの『使わずに済むなら使わない主義』なので、自然解凍または直接加熱調理します。

なお、解凍したまま長時間放置すると菌の繁殖の危険性もあるため、解凍したものはすぐに調理することが大切です。

ちなみに私は、アルミトレーを用いて熱伝導を速めることで、効率よく冷凍できるよう工夫しています。

オススメのアルミトレーはこちら↓

製氷皿は、以前は100均のものを使っていたのですが、漏れ防止機能がついていてシリコン製で柔らかい製氷皿の利便性を知ってからは、ずっとこれを使っています♪

食品ロスをなくすため

食費の節約のため

自炊で健康と美容を叶えるため

多忙な毎日の時短調理のため

様々な方にとって、このホームフリージングの記事がヒントになれば幸いです♪

自分で書いといてアレですが、一人暮らしを始めたばかりの、市販の総菜に頼りきりで肌荒れがひどかったあの頃の自分に教えたい話です。

腸活を始めて自炊が増えて冷凍保存に目覚め、お惣菜や冷凍食品に含まれる酸化した油や添加物を口にする機会がなくなり、今は肌も落ち着きましたが・・・遅いことはないけれど、早く始めるに越したことはないのだと思います♪

冷凍食品などのような包装の袋などのゴミも出ることがなく、自炊することは、まさしく地球想いな行動だと思うのです。

ここまでお読みいただきまして、ありがとうございました♪

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