『薄暗さ』の歓迎をする。

環境を整える

先週、連日報道された『電力供給の逼迫』は、街を少し薄暗くしました。

私の住む地域のスーパーでは、冷蔵の棚の照明や屋外照明と看板の照明をオフに。

そして学校でも、コロナ感染リスクのためにずっと開け放していた窓やドアを、時間を決めて閉めて冷房効率を良くしたり、

廊下の電気を消したり、工夫が見られました。

電気が当たり前のように使えない、

という強い記憶があるのは、3.11後の『計画停電』に遡ります。

普通に電気が使えることの尊さを肌感覚で知ってから

11年、改めて今、省エネについて考えさせられます。

でも、『省いても済ませられるなら、電力の安定供給の見通しが立ったあとにも、今のまま省エネでいいのではないか?』と思う自分がいます。

煌々と明るい街並み、冷えすぎて羽織が手放せない公共機関、24時間明るい街、便利で不自由のない現代社会が、ほんの少しだけ『薄暗く』であり続ければ、そのCO2削減の効果は大幅に見込めるからです。

『環境を整える』という考えで、私たちの体内環境、身の回りの住環境、地域環境、そして地球環境と、全て『環境』と名の付くものは連鎖しているように感じます。

地球環境が崩れては、私たちの住環境も脅かされたり、体内環境も影響が出たりするからです。

省エネが一時的な、お祭り騒ぎ的なものではなく、『常態の意識を変化させていくこと』をまずは自ら実践させたいと思ったのでした♪

今、私はNEOヘルシーエイジングの講座構築のために、テキスト作成に向けたインプット期として食・社会心理・老い・健康・経済・環境・幸福論など

あらゆる分野の本に目を通しています。

そして学べば学ぶほど、

『心・食・環境を整える』という観点は絶対に必要

と答え合わせがなされていきます。

ただ、まだまだ詰めるべきところはたくさんあって、

辛抱強く持論を形にする作業はしばらく続きそうです。

でも、これで次世代に健やかで美しい地球が残せるなら、

日本のみならず、国境を超えて平和を実現できるなら、

人間のみならず、動物も自然環境も穏やかに暮らせるなら、

そして私たち自身が、楽しく歳を重ねていけるなら、

と考えたら、わくわくが止まりません。

今月は、ある大学の社会人講座にも2本、参加してきます。

足を運んで学びにいく。

自分の頭と手を使って見識を深めていく。広げていく。

去年の『三ツ星たまごソムリエ』受験の時は

『合格する』という目標があって、受験日も決まっていましたが、

今の学びは、『テキスト完成』というのは通過点でしかなく、

『社会全体が、人にも動物にも地球にも優しい状態になる』ことが

真のゴールだなと思ったのでした。

そういう意味で言うと、

『薄暗さの歓迎』は照明を落とした街並みを差すだけでなく、

明け方の薄暗いうちからの読書も含まれますし、

全てを明るみに出さずとも、コツコツ学ぶ意味での

『薄暗さ』も尊いと思ったのです。

(最近はいちいち『朝活。』とSNSに報告もせず、粛々と勉強)

そしてゴールだけを求めるのではなく、それまでの過程から、

『NEOヘルシーエイジングなライフスタイル』の実践者として、

省エネをスタンダードに生活していきます★

  • 冷房の温度は、低くし過ぎないこと
  • 冷蔵庫の開け閉めは最低限にすること
  • 冷蔵庫を整理整頓して冷却効果を高めること
  • 冷凍庫はスキマも保冷剤などで埋めて温度を上げないこと
  • 使わない電気はこまめに消すこと
  • 教育現場で、料理教室で、伝え続けていくこと
  • 見えないもの、遠くのことに、想いを馳せた選択をすること

1つでも、ちょっとでも、その意識が広がっていきますように。

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