中学1年生の国語の授業で、
戦争を題材にした小説を扱いました。
『大人になれなかった弟たちに…』という作品、
みなさんは読んだことはありますか?
私は今年、初めて読んで、教材研究をして
生徒達に授業をしていくわけですが・・・
私が今回、改めて強く思ったのは、
『国語の先生をやっていてよかった』ということでした。
国語教師だから出来る事はたくさんあります。
教科書を通じて、いろんなことを考えさせられて、
生徒達の読解力や文章力など『国語力』だけではなく
多角的に物事を見つめる力や
時間軸・場所軸を変えて考える力を培えます。
で、本当の目的・・・私が生きがいを感じるのは
生徒達に幸せになってもらうこと。
生徒達が生きていく世界が平和であること。
その世界を創るのに必要な要素を知らせること。
そういうことが出来ることが生きがいです。
たとえば戦争の恐ろしさや環境破壊の影響、
人間社会の限度や自由や権利の大切さなど、
言葉や優しくしながら教科書+αの話を伝えます。
でもこれは、国語の先生にしか出来ないこととも思いません。
現に、IBPとして2ヵ月基礎プログラムをする中でも
そしてNEOヘルシーエイジングの講座を作る中でも
上記の話は折に触れてきちんとお伝えするようにしています。
もちろん相手はオトナの女性ですから、
教える、というより、考える機会として
敢えてそこで話題にあげる、という程度ですが
でも、普段ちょっと頭から離れていることを
喚起することに意味があるように思うのです。
(ちなみに私は今週『空襲と疎開』についてすごく考えていました。)
そういう風に考えると、私のシゴトは、
お金儲けとか生活費を稼ぐこととかではなくて
もはや『自分の叶えたい世界を創るための働きかけ』
その手段として教師生活やIBP業があるようにも感じたのです。
仕事ではなく、心あるシゴト=志事。
知識と情熱と意欲を取り揃えて、
来週も自分の日々の行いに納得できるように
動きたいなと思ったのでした。
今日もお読み頂きありがとうございました♡
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