17の目標の理解を深める「5つのP」とは?
※以下、「身近でできるSDGs エシカル消費」(三輪昭子著 2019年発行)を参考にまとました。
SDGsの17の目標は、「人間」「地球」「豊かさ」「平和」「パートナーシップ」のいずれか1つ以上に関わっています。
これら5つの要素は、英語の頭文字をとって「5つのP」といわれています。
People(ピープル:人間)(目標1~6)
世界中のだれもが貧困や飢えに苦しむことなく、平等で健康な生活を送れるようにまた、互いに尊重しあうようにする。
Prosperity(プロスペリティ:豊かさ)(目標7~11)
世界中のどこにいても、経済的に豊かで、安心で、幸せにくらしていける社会にする。
Planet(プラネット:地球)(目標12~15)
森や海、生きものなどの自然と共存して、地球の環境を守る。
Peace(ピース:平和)(目標16)
世界のどこかで戦争や紛争が起きている現実を知ることから、世界の平和が実現するよう考えていく。
Partnership(パートナーシップ)(目標17)
世界中のあらゆる人々が、それぞれの立場で協力しあいながら行動する。
17の目標が、それぞれどんなことを考えたものなのか、5つのPで整理することでより理解を深めることができます。
このことから考えたこと
常々、国語教師として教えていることがあります。
「単元ごとの評論文や小説を、単元ごとに読むのではなく、
これまでに読んだ他の評論文や小説と関連付けて読み深めてね」
時代や著者が違うものでも、共通している事項、はたまた相違点、
比較したり関連させることで見えてくるものがあるため
国語の教科書「を」教えるのではなく、国語の教科書「で」教えることを
意識して授業をしているのです。
SDGsの17の目標も、5つのPに分けられているのを、そのまま
飲み込むこともできますが、自分なりの分け方をするのもアリと感じます。
個人的には、野生動物の平穏な暮らしの実現をしたいと考えているので、
そこから17の目標のいくつかをグループ化してみました。
みなさんは、オリジナルなグループ化をするなら、どんなものを作りますか
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