エシカル消費をして地球を整えよう④

環境を整える
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生産者から消費者までのつながりに気づき、思いを馳せることで改めて『消費の仕方』について考え、買うものを選び使う、エシカル消費
私たちが買うものを選択し、どのように消費するかで世界の在り方も変わっていきます。

SDGsの17の目標の1つに『つくる責任 つかう責任』というものがありますが、エシカル消費のコツを知って、地球のため、そしてゆくゆくは自分の老後や次世代のこどもたちのために、生活を整えていきませんか?

エシカル消費の6つの方法

  1. フェアトレード商品を選ぶ
  2. 寄付つき商品を選ぶ
  3. オーガニック商品を選ぶ
  4. 省エネの工夫
  5. 認証ラベルがついた商品を選ぶ
  6. 生産者さんを応援する商品を選ぶ
ちょこ
ちょこ

オーガニックコットンの
タオルが大好きニャ!

そう、前回は『オーガニック(有機)』についてお伝えしました♪


今回は、省エネすることでの「エシカル消費」についてお伝えします♪

4.省エネの工夫

みなさんは、省エネと聞くと、どんなことをイメージしますか?

ちょこ
ちょこ

電気を消したり

水道をこまめに止めるニャ!

そう、すごく大事なことですね。
電気・ガス・水道と、限られたエネルギー資源を日々節約することは、1人1人の省エネ量は小さいですが、そういった人たちが増えていくことで、確実に効果はあるはずです。

そしてここでは、その重要性を語る以上に、『見えないエネルギー消耗』についてお伝えしようと思います。

見えないエネルギー消耗とは??

私たちが日々の暮らしで自らの手で電気のスイッチや水道の蛇口を操作して、明らかに『エネルギーを使っている』ことはわかるのですが、それ以外の面で、『見えないエネルギー消耗』はたくさんあります。

例えば、今日買った野菜の産地。野菜が運ばれてくるまで、消費者の私たちには『見えない』エネルギーが使われています。
生産・加工・輸送・流通の過程で、野菜を育てるための水や電気、輸送時の石油、流通過程でのパッケージ加工で用いられるエネルギー、冷蔵・冷凍で使用する電気、あげればキリがありません。


『地産地消』といって、例えば輸送に使うエネルギーを軽減させるために地元の野菜を購入するとか、国産の製品を購入して日本の食品自給率をあげていくなど方法の方法があります。

ただ、気候の条件などで日本では採れない野菜や果物は輸入することになりますし、完全なる地産地消は難しいかもしれません。

ちょこ
ちょこ

他の場面で出来る

見えないエネルギーへの

対策はないのかニャ?!

それでは他の点で、『見えないエネルギー消耗』を減らす取り組みを。

それは、『食品ロスをなくすこと』です。

日本の食品ロスは、年間600万トンを超える量といわれており、その半分が家庭から出されるものです。

  • 作りすぎ、買いすぎなどによる食べ残しによるもの
  • 期限切れなどで、手をつけられずに捨てられてしまうもの
  • 野菜や果物の皮を厚く向きすぎたり、肉の脂身や皮などを取り除き過ぎるもの

また、もう半分は事業からでるものです。

  • 返品や規格はずれ、製品くずなど工場から出されるもの
  • 売れ残り、期限切れ、破損品など小売店から出されるもの
  • 食べ残し、仕込みすぎ、調理くずなど飲食店から出されるもの

こういった食品ロスは、廃棄される過程で多くのエネルギーを消耗してしまいます。

ゴミ焼却施設では、毎日多くの生ごみが燃やされていますが、ここでのエネルギーはやはり、私たちの目には見えずらいものです。
しかし確実に、莫大な税金と莫大なエネルギーをかけて、ゴミを燃やすことになるのですね。

また、捨てる量が増えれば新たに作り足さなければならない量も増えるため、その資源も無駄にすることになります。

省エネの観点から『エシカル消費』についてお伝えすることがあるとしたら、以下の通りです。

  1. 正しい保存方法(冷凍・冷蔵・発酵)を知り、食材を長持ちさせる
  2. 野菜や果物の皮も丸ごと使うようにする
  3. 生ごみは天日干しして水分を抜いてから捨てる
  4. 消費期限や賞味期限の数字を頭ごなしに信じ込むよりも、自分の五感で確かめる
  5. 規格外品や、破損品、訳あり商品の存在を知り、購入してみる
  6. 外食した先で食べきれる量を注文する(食べ残しをお持ち帰りが出来るお店も増加中!)
  7. 自宅の備蓄品などを、最低でも半年に1度は、点検して消費と補充の日を作る。

など、たくさんの工夫ができそうです。
水道や電気、ガスをこまめに止める日常に加え、多少の手間がかかっても食品ロスを減らすことを心掛ければ、温暖化対策にもつながります。

7の 備蓄品などを、最低でも半年に1度は、点検して消費と補充の日を作る。 に関しては、非常用持ち出し袋の点検をするとともに、備蓄しているものを確認するだけで、災害時の安心材料にもつながります
我が家では、人間の食糧はもちろん、猫たちのキャットフードも含め、点検→消費→補充の日を、3月と9月に行います。3月は東日本大震災、9月は関東大地震、どちらも防災の意識が高まるタイミングなので、防災グッズが普段より市場に出回ったりします。
あまりにも着手しないと、いざ食べようと思った食品が数年前に賞味期限を過ぎていた…ということにもなりかねません。備えることが大事ですが、1度で終わらせず、定期的に見直すことをオススメします♪

ちなみに、防災にも食品ロスにも良い商品もあります♪

以前に作った防災袋を開けて、改めて点検するとともに、上記のような日持ちする商品と交換するのもオススメです♪
エシカル消費の可能性は、そこかしこに♪ぜひ、チャレンジしてみてください♡

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