既に【理想】を生きている

心を整える

今日は、学校の文化祭でした。

2年ぶりの文化祭は時間短縮での開催でしたが

今年の在校生たちの活躍ひとつひとつを

見守ることができて感慨深いです。

さて、本日のブログタイトル

既に【理想】を生きている』というのは

楽しそうに駆け回る中高生たちを見ていて

今日、何度も感じたことでした。

おととし・去年、文化祭が出来ないままに

卒業をしていった生徒達からしたら、

今年、短時間でも文化祭を堪能している

今のこの子たち全員は、現時点で

『理想を生きている』のだなと。

同様に、例えば

今、受験勉強で苦しんでいる高3生からしたら

既に大学進学してキャンパスライフを楽しむ

先輩方は、受験生の『理想』になりますし

少し切り口を変えて考えると、

たとえ今、子育てで大変な方も、

子どもが欲しくて悩む方からしたら

お子さんを産んでいる時点で

それは『在りたい姿』でしょうし

たとえ今、妊娠・出産を望んでいる方も

結婚願望のある方からしたら

『ひとつのゴールを経た人たち』と

思われる対象かもしれません。

ジェンダーの問題でいうと、

女性としてお化粧したりオシャレしたりするのは

実はそれをしたくても叶えずらい方からしたら

その時点で『理想の姿』かもしれないですし

もう少し角度を変えると、

水道ひねれば飲める水が潤沢に出てくる環境は

世界で見れば3割に過ぎず、

水洗トイレを当然のように使える日本は

すごく恵まれているのだなと思うのです。

3食困らず食べられて安心して眠れる環境も

そうでない国や地域の人からしたら

喉から手がでるほど望まれる姿かもしれません。

『理想』というと

今の自分にないものを思い描いて

手にしたい、叶えたい、実現したい

と、叶えるもののように考えがちですが

実は今の自分にあるものを

今一度、丁寧に数え直してみると

実はそうでない状態の人たちの『理想』を

既に生きているということに

つながっていると言えます。

よく言われる言葉ですが、

今日という日は、

昨日亡くなった人たちが

何としても生きたかった日

今、生きていることすらも

考えようによっては

それは既に誰かの【理想】を

叶えていることになるから

せっかくの命(=時間)の使い方を

選んでいこうなぁと思ったのでした。

明日は、実家の母と会います。

数十年後か、もっと手前か分かりませんが、

いつか母を亡くした私自身が

『会おうと思えば母に会える今』は

とてつもなく『理想』なのかもしれません。

そんなこんなで明日も

良い日にできればと思います♪

みなさんも、素敵な日曜日を

お過ごしください♪

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