腸活の基本☆酢の効果と選び方

腸を整える

腸活初心者さんにオススメな発酵調味料について、お醤油やお味噌について書いてきましたが、今回はダイエットの強い味方、『お酢』について紹介します。

この記事を読むと、お酢が持つ健康効果、選び方、オススメなお酢が分かります♪

本物の酢のパワー ~疲労回復やダイエットに~

酢の嬉しい効果

酢は、原料のちがいによって穀物酢、米酢、果実酢など様々な種類があり、どの酢にも、様々な有効成分が含まれます。

  • クエン酸・・・酸っぱい味の成分であるクエン酸は、疲労回復のビタミンであるビタミンB1や、脂質の代謝を促すビタミンB2を介さず、ATPという細胞のエネルギーを素早く作り出してくれる優れものです。クエン酸によって代謝が促進され、疲労物質の分解が進みます。酢や梅、かんきつ類に含まれており、日々取り入れたい成分です。
  • 酢酸・・・酢酸は、食後の血糖値の上昇を抑制する働きをします。血糖値が急上昇することでもたらされる現象として、肥満や高血圧、イライラ、血液の汚れなどがありますが、それは極力回避したいですよね。酢を効果的に用いることで酢酸をチャージできるため、血糖値対策ができます♪
  • アミノ酸・・・酢は、アミノ酸の宝庫といわれており、体の調子を整えたり、肌の潤いをキープしてくれます。

上記は栄養素的な効果ですが、調理する際の効果として以下のものが挙げられます。

  • 強い殺菌作用による防腐効果があるため、保存食に使える。
  • たんぱく質を凝固させる性質があるため、とろみのあるドレッシング作りなどで使える。
  • 長時間漬け込むと、たんぱく質を軟化させ、肉や魚の下ごしらえとして使える。
  • コクと甘味を強めるため、塩や砂糖の代用として料理の隠し味に使える。
  • カルシウムの吸収をしやすくする。

腸が喜ぶ酢の選び方

上記のような栄養効果を発揮する酢は、醤油や味噌と同様、『発酵の過程を経たもの』です。

それではそもそも、酢にはどんな種類があるでしょうか。以下にまとめてみました。

酢は、米酢、穀物酢、黒酢、リンゴ酢、ワインビネガーやバルサミコ酢など、原料によって分けられます。

  • 米酢・・・米だけを原料とした『純米酢』や、米、米麹、などが使われた米酢があります。
    蒸した米に米麹を加えて、それを問糖化させたものに、酵母を加えてアルコール発酵させたのち、酢酸発酵させて造られます。
  • 穀物酢・・・小麦や米、とうもろこし、はとむぎ、そばなど、2種類以上の穀物を使用したもの。
  • 黒酢・・・米や大麦を原料とし、麹菌の働きで熟成とともに琥珀色になったもの。普通の酢と比べて、ビタミンB群やマグネシウム、亜鉛などが多く含まれるため栄養効果も高いと言えます。私はデトックスしたいときに多用します。
  • リンゴ酢・・・リンゴをアルコール発酵させたもの。フルーティーでさわやかな酸味があり、私はよく炭酸水と割って飲みます♪
  • ワインビネガー・・・ブドウ果汁をアルコール発酵させ(=ワイン)、それを酢酸菌で発酵して造られたものです。味わいがさっぱりとした白ワインビネガーと、それよりもコクがある赤ワインビネガーがあります。
  • バルサミコ酢・・・ワインビネガーと同じく、ブドウ果汁を原料として造られるものですが、バルサミコ酢の場合、濃縮した果汁を木樽で長期間、自然発酵させて作られます。煮詰めることでとろみがつき、独特な甘味と香りも楽しめるため、ソースとして活用されることもあります。

上記の酢を購入する際は、原材料を確認してみましょう。
酢の製造過程には、一度アルコール発酵を経るわけですが、そこを割愛するのにアルコールを添加しているものもあります。(私の自宅にある、バルサミコ酢の原料にも、アルコール添加してありました。笑)
また、『加工酢』という、食酢に醤油や砂糖、香辛料等を加えて味を調製したものも販売されています。美味しくて使いやすい反面、人工甘味料や保存料も含まれており、体に良いと思って摂っているはずが、腸内環境を悪化させてしまう可能性もあります。加工酢は、「調味酢」や「合わせ酢」とも呼ばれており、代表的なものに「すし酢」「三杯酢」などがあるため、一度おうちの冷蔵庫にある酢の原材料をチェックしてみることをオススメします。

まとめ&私のオススメ

いろいろ書きましたが、お酢を購入する際のコツとしては以下の2点です。

  • 材料がシンプル(米酢や黒酢なら米(+米麹)のみ、ワインビネガーならブドウ果汁のみ、など)
  • 『加工酢』は原材料をチェックする。(私は、買わなくなりました)

私が普段使用しているお酢は、こちらです。

おまけ:

私は昔、ポン酢大好き人間で、サラダ・炒め物・冷ややっこ、鍋物には当然、そうめんやおうどんまでポン酢をかけて食べていました。あとは、めんつゆ、マヨネーズ、ケチャップも大好きでした。今考えると、一切発酵調味料がない(笑)

しかしいろいろ学んでいく中で、発酵調味料と柑橘果汁を組み合わせて『自家製ポン酢』を作るようになり、冷蔵庫から、あれだけ愛していたポン酢がいなくなりました。豆腐を使ってマヨネーズを作り、トマトピューレを使ってケチャップを作るようになって、買わなくなりました。いろんな選択があって良いと思うのですが、体のことを考えたときに、極力『添加物や砂糖が使われていない調味料』がオススメだなと思います。
美肌塩ポン酢や自家製めんつゆ、焼肉のタレを作る、発酵常備ダレレッスンなども行っていますので、興味がありましたら、お問い合わせください♪

コメント

タイトルとURLをコピーしました