ダイエットの強い味方というと、野菜を思い浮かべる方が多いかと思います。
しかし、野菜だけではなく、海藻類も、美容と健康効果が抜群なのです。
普段、海藻なんてあまり食べないニャ
・・・キャットフードのみですね。でも、人には嬉しいメリットがたくさんあります!
今日は、その知られざる魅力をお伝えします。
1.ダイエットのお食事で、海藻類を活用するメリット
(1)だしの旨味成分で、調味料を控えることができる。
わかめや昆布などの海藻類は、水分が抜けて旨味がギュッと凝縮されています。この天然由来の旨味は化学調味料と異なり、使用する他の食材の味も際立たせてくれるのです。
したがって旨味の相乗効果となり、余計な調味料を使わず塩分などの過剰摂取を抑えてくれます。
ちなみに、出し向きと料理向きの昆布があるのはご存じですか?
まこんぶ・利尻こんぶ・羅臼こんぶは出し向き、日高こんぶ・長こんぶは佃煮やこぶ巻きなど料理向きだと言われています。度の昆布も、カリウム・カルシウム・マグネシウムの宝庫なので、日常的に摂りたいですね。
(2)ミネラルが豊富で身体の調子を整えてくれる。
海藻類は、ミネラルの宝庫です。ミネラルはタンパク質や脂質と共に体を作る材料となったり、体内で起こる化学反応を円滑に進める酵素の材料になったりと、様々な働きがあります。
ミネラルは相互に連携しながら作用するため、一度に多種類のミネラルを摂れるため優秀食材です。
特に海藻類の中で、ひじきはクロムというミネラルが豊富です。クロム体内で分泌されるインスリンの活性化に働きかけて、血糖値、血圧、コレステロール値を安定させる効果が期待できます。
(3)豊富な水溶性食物繊維で腸が喜び、ダイエット促進につながる。
海藻類が多く含む水溶性食物繊維は、食べ物をゲル状にして消化速度を遅らせるため、糖質の吸収が抑えられ、急激な血糖値の上昇を防ぐことができます。糖質を含むお米と、食物繊維が豊富な海苔がセットになった、おにぎりや海苔巻きは、理にかなっている食品だといえますね。
また、腸内では悪玉コレステロールや胆汁酸を排泄してくれるため、非常におすすめです。
2.海藻類を活用する方法
(1)だしとして活用する。
手軽な方法として、水で戻し、そのまま汁物に活用するものがあります。
また、乾燥しいたけや乾燥わかめは、そのまま汁物に入れてしまえば、旨味としての役割と具材の1つとしての役割にもなり一石二鳥です。だしをとったあとの「だしがら」も、体に良い成分がたっぷり残っているので、佃煮やふりかけなどに加工して丸ごと頂きましょう。
生ごみにならず、地球にも優しいです。
(2)味付けの材料として活用する。
海苔や昆布などを細かく刻んで、塩麴や醤油麹などの発酵調味料と混ぜて野菜に添えたり、ドレッシングとして活用したりすることもできます。めかぶやとろろ昆布などに、酢醤油を加えてドレッシングにするのもアリですね。
発酵調味料との掛け合わせで旨味が倍増するので、あらゆる組み合わせを試してみるのも面白いですよ。
いかがでしたか。海藻類は一見地味な食材だと思われがちですが、栄養も旨味も豊富なので、私達の美容と健康の強い味方となってくれます。
日々のお食事に取り入れることで、ダイエットを後押ししてくれますので、ぜひ楽しまれてみてください♪
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