今週は、期末テストがありました。みなさんは、
学生時代の頃、テストは好きでしたか??
生徒たちからは、早くテストが終わってほしい、
何ならテストはすっ飛ばして、
夏休みに突入してしまいたい、という声も聞こえました。
私も学生時代、そうだったなと思い出しながら、
夏休み前の最後の授業を終えて、
試験監督と採点まつりに勤しんだ数日でした。
採点していて思ったのは、
『模範解答がある作業は、とても楽だ!!!』
ということです。
模範解答があれば、目の前の解答が正しいか否か、
この部分は合っているがここは間違っている、など
容易に判断することが出来るからです。
そして数値化して、この子は75点、
この子は89点、この子は21点…と、成績も出せます。
でも、模範解答がなくて、自分なりの『正解』を
出していかなければならない事もあります。
教師業でいうと、生徒指導。
以前の正社員時代なら、保護者の方への対応。
IBPとしてなら、レシピ考案。
何度作っても、これが本当に美味しいのか、
もっと美味しくなるのか、正解が見えません。
そして生徒様と真剣に向き合う個別カウンセリングや
お食事カウンセリングも同様に、何がベストなのか
手探りで考えていきます。
さらに、まさに今取り組んでいる
『NEOヘルシーエイジング』の新たな講座作りもです。
ゼロから生み出すことに見本も事例もないから、
今はひたすら試行錯誤な時期です。
でも、これって仕事に限らず、
『生きることそのもの』だと思います。
- 人間関係
- 職場環境
- 家庭のこと
- 育児・介護のこと
- 将来のこと
- 人知れず抱えている体のこと
- 経済的な事情
教員として15年、IBPとして4年、
いろんな方の『モヤモヤ』に寄り添ってきました。
人はいつでもどんな時でも、
『一切悩みがありません』ということはなく、
何かが解消したら、何かが気になる、
という風な生き物として出来ているのかなと思うのです。
私自身も、これまで様々な場面で、
ドロドロとした不安から原因が明らかなモヤモヤまで
大なり小なり悩んできました。
みなさんもそうだと思いますが、
かなりしんどくて、何事に対しても、まったく
楽しく思えないという時期も経験してきました。
ちなみにまだ、未解決(そもそも解決するのか?)
というものや、取り急ぎフタをしているものも
いくつかあります。
でも、だからこそ、自分の軸というか、
納得と満足のゆく人生を生きていくための指針を
持つべきだと思うようになりました。
その手段としては、例えば、
- 手帳や日記に自問自答したことを書き出す
- 様々な本を読む
- いろんな人と語り合う
- 苦手なことに挑戦する
- 好きなことを極める
- 自分なりに『正解だ』と思うことを試す
そうして、やっと見出した自分なりの答えは、
ネット検索して出てくるような
『誰か何かのモデルケース』的な美しい答えよりも、
妙に納得できたり、満足したりすることがあるのです。
そしてそこには、安心感が生まれます。
だから、ずっと大切にしてきた
『オトナの進路応援』の発展形としても、
『NEOヘルシーエイジング』の新しい講座が、
これから生きていく上での不安を無くしたい方の
『安心材料』になっていくもの
にしていきたいと考えています。
講座の構築は、まだ五里霧中。
でも、格別な想いをもって創っています。
どうか、応援よろしくお願いします。
コメント